2018年3月12日 愛は値段ではない。だが安いのは後が怖い
今週のお題「ホワイトデー」
まもなくホワイトデー。
職場で義理チョコの習慣がない恵まれた環境ということもあり、妻からもらったチョコレートしかありませんので、お返しもひとり分。とても楽です。
もちろん、愛する妻のためですから精一杯気合を入れて選びます。
バレンタインデーにもらったのは、帝国ホテルのチョコレートです。リンクは、3月10日以降出荷予定となっていましたが、ほぼ同じものです。
見た目の割にずいぶんお得です。
さすが妻です。
コストパフォーマンス最高です。
しかも食べ終わった後、ペンケース型の容器はよこせと言ってくるあたりもしっかりしています。
妻ラブとしか言いようがありません。
で、ぼくのお返しは何にしようかな…
と思いつつ新宿のデパートの食品売り場へ。
そういえば、バレンタインのとき、ぼくは妻に花をあげたような気がします。
時代に流されています。
そのときのエントリーを読み返して思い出しました。
帝国ホテルのチョコレートを、ぼくは高そうなものだと思っていました。
もちろん決して安いものではないです。
それにおいしかったからいいんですけどね。
最近は、バレンタインデーに続きホワイトデーもチョコレートというのがけっこう普通になっていますよね。
チョコレート屋さん、いい商売しているような気がします。
1970年代(昭和40年代)生まれとしては「お返しがキャンディーなら◯、マシュマロなら☓、クッキーなら…」という昭和的な子供の頃のホワイトデーの思い出があるわけです。
チョコレートにチョコレート返しってどうなんだろうと思いつつ、結局おいしいものを選ぶとチョコレートなんですよ。
バブルの頃は、食べ物よりもスカーフ、アクセサリーなど
「どうやったらチョコレートと物々交換が成立するんですか!」
という状況でした。
3倍返しですらありません。
搾取経済構造を作り上げた方々に感服するしかありません。
当時は社内に出入りしていた保険屋さんも、菓子問屋でまとめて買ったような小さなチョコレートで月々1万円以上する保険を買わせようと企んでいたわけですから、これも物々交換が成り立たない金額差です。
悲しい思い出(?)をエキセントリックに書いている内になんか脱線してきました。
話は戻って新宿のデパートに。
試食までさせてなんとか買ってもらおうと食品売り場各店の店員さんが懸命に売り込みます。
いろいろ迷いながら結局選んだのは帝国ホテルのチョコレート。
いや、このときには1カ月前にもらったのが帝国ホテルのだったと思い出せなかったんですよね。
記憶力の悪い夫ですみません。
カカオ70%、76%、82%の詰め合わせ。
756円でした。
これまたお買い得です。
しかし、これを買ってからバレンタインデーにもらったものが帝国ホテルのであることに気がついたぼくは、あわてて追加でもう一つチョコレートを成城石井で買いました。
3倍返しには届きませんが、2つ合わせてそこそこになりました。
愛は値段ではありません。
とは言っても安いことがわかると後で怖いです。
平穏なホワイトデーになりますように。